野菜づくり

ファーマー

 知り合いが近所でJAS規格を取得し有機野菜を栽培しています。印刷会社で部長をやっていて兼業ですが夫婦とも野菜づくりが好きなようで、感服しています。野菜はすぐに虫が来て葉っぱや実を食べてしまうので、毎日のように気をつけておかなければなりません。防虫防除も農薬を使うことができませんので、私には無理です。
 このような私でも作る野菜や果実があります。基本は放おっておいても勝手にできるものです。ですから、栗やゆず、イチジクは良いですね。ジャガイモや里芋、サツマイモ等の土の中にできるものも良いですが、サツマイモは猪に狙われ、対策が必要です。

 玉ねぎは1000本程度植えるようになりました。だいたい要領がわかってきており、専用の土、肥料を使い、2回程度消毒にベト病等の対策に農薬を掛けます。暖かくなるころから草を抜くのが手間となりますが。玉ねぎの圃場はそのまま夏のスイカ栽培に使えることが分りました。残留している肥料でスイカが栽培できます。後はニンニクとかカボチャとか・・・。

 昨年地元大学の市民圃場で野菜栽培講座がありましたので、参加させてもらいました。そこでは大きな野菜がどんどんできます。害虫もあまりいません。雑草は生えますので草を削り取ります。でもなんでこんなにできるのかと疑問に思いました。やはり土づくりが違います。名誉教授は土の成分を分析し準備しています。私たち素人が苗を植えてもどんどんと大きくなります。私の畑とは大違いでした。そこで今年は冬の間に圃場の準備をしています。石灰やバークたい肥、もみ殻等をまき散らし、よく攪拌しています。今年の夏が楽しみです。

 楽しみと言えば、放棄地に麦を撒いてみました。冬の今は結構発芽していますので、春にどれだけできるか楽しみです。