お金があったらすぐに使ってしまうので、このままではだめだと考えました。いくらお金を使っているのかを把握するため、何か買ったら携帯の小遣いソフトに記録していきました。日常的に使っているお昼や買い食い、飲み代、スーパーでの酒代やつまみ、おやつ等です。事業で計上する経費はもちろん除きました。2カ月程度把握しましたが月10万円も使っておらず安心しました。しかし、小遣い帳につけていないものは生活費です。
●生命保険代/月3万円
生命保険代は少しかけすぎています。個人事業ですので何かあった時のことを考えて入りすぎました。今年に入り少し整理はしましたが、家族分も入れて年間65万円弱を支払っています。もうすぐ65歳になり掛け止めがありますので、35万円弱になりそうです。
高そうですが、大腸検査で入院した時や昨年は瞼がおかしくなり成形手術を3回しましたが、すべて保険でカバーされました。65歳時に子供の保険などは子供に移し再度整理したいと思っています。
●住宅ローン/月8万円
42歳のころ住宅ローン2000万円をJAから借入れ67歳ぐらいで完済です。月8万円程度返済しています。一度だけ繰上げ返済を行い、72歳完済予定だったのを早めました。
JAローンは金利も高いので借りたくなかったのですが、個人事業では銀行から相手にされずに仕方なく借りました。あとで、銀行から乗り換えの提案がありましたが、面倒なのでやめました。しかし、固定金利で金利も3%弱と高かったのJAに一度文句を言うとあっさり金利の低い変動金利にかえてくれました。文句は言った者勝ちですね。
65歳になったらあと少しですので全額返済してもいいですが、手持ち資金がなくなるので、予定通りゆっくり返していきます。
●生活費/月10万円
私は結婚してから家に月20万円入れるようにしています。このお金は食費や子供の教育費、ばあさんへの小遣い、親せきの冠婚葬祭に使っているようです。共働きなので奥様が働いたものは奥様が管理し、子供の教育費に使ったようです。うちの子供はできが悪く高校から全部私学に通ったので半端なくお金が要ったようでした。長男がやっとここで大学を卒業したので奥様はひと安心です。長女もそろそろ落ち着いてきますので、生活費は65歳から月10万円に減額してもらいます。
●固定資産税/月2万円
事業で使う車などの固定資産税は別もので事業で支払うと考えると、個人は土地などの固定資産税で年25万円程度必要です。これは変わらず必要なので月2万円ぐらいになります。
●退職金積み立て
個人事業主ですので退職金はありません。それではさみしいので自分で中小企業退職金共済を準備し支払っています。年を取るごと掛け金を上げていきましたが、今はマックスの月7万円です。しかし、これは65歳には解約する予定です。税務署にも個人事業の廃業届を出し、白色申告にかえるつもりです。
以上を合計すると、小遣いの10万円を合わせて月33万円ぐらいです。住宅ローンが終了すれば月25万円になり、収入(※これからの収入)とのバランスを保ちなんとか生活できそうです。奥様の分は別会計でやっていますので、たぶん大丈夫だと思われます。奥様は老後に街中にマンションを買うと言っていましたが、子供の教育費がかかりすぎ、今では諦めているようです。