大学院の2年目は論文を書くようにと指導がありました。自分はレポートで良いと思っていましたので、論文の書き方を勉強しなければなりません。かなり苦労しました。結局半年ぐらいかけ論文を書き上げました。そして、無事卒業することができましたが、今度は教授に学会誌に出すからまとめるようにと言われ、要約し読みやすくして学会に発表しました。
当時は自分の論文を閲覧した件数やどこからのアクセスかがネットで見ることができました。閲覧件数が多いのは自然学科や医学の論文です。文化科学のものは少ないですが、私のものは結構閲覧されていることがわかりました。誰かが見ているんだろう、と変な感じをうけました。論文のまとめを教授が英語で作成してくれていましたので、海外ではなぜかオーストラリアからの閲覧がありました。
最近気になって、論文検索をしましたが、これを基に本を書かれた准教授がいるのがわかり、早速購入しました。引用分に私の書いた論文名があちらこちらにあったので、感激した次第です。
しかし、大学の仕事に興味がありませんでしたので、民間のコンサルにすぐにもどりました。