みなさんは環境を変えることは怖いでしょうか。もちろん私は怖いです。何も変えなければ今までの状況が続くと考え、のんびり構えておくことができます。環境が変わればそれに適応するため、色々と勉強なり挑戦していかなければなりません。かなりのストレスを抱えることになります。でも、ゆでカエル状態で、気づいた時にはすでに時を逸したことにならないようにしたいものです。
3流大学に入りましたが、ゼミに熱心な学校で特に教授は熱血漢でした。ゼミでは毎回レポートを書かされ、それぞれがテーマを定め月2本は2000字程度のものを求められました。そのため、合宿も多く、飲み会も多いという楽しいゼミでした。そのおかげで文章を書くことは全く抵抗がなくなりました。指が勝手に動く感じです。
その先生はいつも「川があったら跳びなさい。」「壁があったら超えなさい。」とゼミ生に言っていました。それが心のどこかに植え付けられたと思っています。
大学を卒業する時にゼミ生が集まりましたが、円陣を組み背中を合わせるようにして、これからは自分の道を行くように言われました。今まではみなが一緒にいることができたが、これからは互いに遠い所に行ってそれぞれの人生を歩む。でもできたらまたみんなで会いたいと。なるほど、それからたまに先生主催のゼミ会が行われました。
この熱血先生の薫陶のおかげで、私は生活環境を一変させることに怖いけど躊躇がありません。学生の頃引っ越しもよくしていたので、その素養があったのかもしれません。転職も3回しました。